田中マサオの遺書日記が切ない!| あのときキスしておけば 第4話 感想

ドラマ「あのときキスしておけば」第4話に
映し出された田中マサオの日記。

誰かに見つけてほしそうに
置いてあったという。

細部までマサオの心を覗いてみると
何とも切ない心情が読み取れました。

本物の田中マサオ

1ページ目

10/13 今日も辛い1日だった。
どうしても新しい仕事に身が入らない。

10/15 家族には迷惑をかけてばかりだ
妻にフラダンス教室と弁当屋の
かけもちまでさせてしまっている。

10/17 リストラされたのは自分に原因があったのだろうか。
会社が悪い。社会が悪い。そう思うことで自分を守っていた。

○/○  仕事は相変わらず上手くいかない。
職場の人達ともいまだに打ち解けられずにいる。

○/○  息子ともう何日も話していない。
家ですれ違っても何と声をかけていいか分からない。

○/22 昔は楽しく過ごせていたはずなのに
もう家には居ずらくなってしまった。

○/24 スーパーゆめはなの反町というやつも
競輪をやっているようだ。
今週、彼は当てたらしい。

○/25 妻がかけもちの仕事を始めてから
家族の時間が減ってしまった。

○/27 人を巻き込んで嫌な思いをする人生ほど、
辛いものはない。

不甲斐ない自分自身が情けなく、
家族に負い目を感じていただけの
不器用なマサオの人物像が浮かび上がってきます。

次のページには
遺書のような言葉も綴ってありました。

2ページ目

3/8 これからの人生、全く良くなる気配がしない。
仕事も出世も収入が上がる見込みもない。

3/10 人生に疲れてしまった。
何もする気力が湧かない。

3/13 疾走する。これが1番良い方法なのかもしれない。
どこか遠くへ行こうか。

3/○ リストラされて、その後も無責任になってしまった。
家族には悪いと思っている。

○/○ …

○/○ …(偽名を使って沖縄云々)

3/22 妻と息子には申し訳ないことをした。
2人には幸せ生きてほしい。

3/25 さようなら

マサオ…
だいぶ病んでます。

オジ巴を見ていると
人はやはり内面なのだと
思わずにはいられません。

きっとこんな表情、マサオはしたことがないだろう

巴の魂がインしたら、
どんな人の人生もハッピーになりそう。
毎話、そんなことを考えながら見ています。

それにしても
マサオの魂はどこに行ってしまったのだろう…

マサオにはハッピーエンドが訪れそうな予感。
でも、巴は…

肉体が葬られている以上、
悲しい結末しか想像できないこのドラマ。

「SEIKAの空」を描き終えたら、
巴とのお別れが訪れるのでしょうか…

マサオのことを考えると複雑ですが、
オジ巴のままでいいから生き続けて欲しいです。

2人とも可愛すぎる…

buta
He should have kissed her.