大河ドラマ「青天を衝け」第1話に
東照大権現(徳川家康)の御遺訓が登場しました。
人の一生は重荷を負うて
遠き道を行くが如し
急ぐべからず
不自由を常と思えば不足なし
心に望み起こらば
困窮したる時を思い出すべし
堪忍は無事長久のもとい
怒りは敵と思え
「どうして怒りは敵なん?」と
4歳の渋沢栄一が父・一郎右衛門に
訊ねたため、劇中で登場したのはここまで。
実は連続テレビ小説ドラマ「エール」でも
この御遺訓が登場しているんです。
※「喫茶バンブー」の恵さんが音に教えた徳川家の遺訓
そして、この御遺訓にはまだ続きがあるのです。
勝事ばかり知りてまくる事をしらざれば
害其身にいたる
おのれを責めて人をせむるな
及ばざるは過ぎたるよりまされり
こちら「国宝 久能山東照宮」の公式ツイッターでも紹介されていました。
#青天を衝け の中で「東照大権現様のお言葉」として紹介されていた徳川家康公の御遺訓はこう続きます(画像参照)。
↓当宮HP「御遺訓」のページもぜひ(毎日違った御遺訓を紹介しています)。https://t.co/dNxcydr912 pic.twitter.com/qtxDp2KCgg— 国宝 久能山東照宮 公式 (@kunozan_toshogu) February 14, 2021
また、中島みゆきさんの歌「重き荷を負いて」も
この御遺訓を元に作られたのではないかと言われています。
ご存知でしたか?
鳴かぬなら鳴くまでまとうホトトギス
大らかで忍耐強いと語り継がれる
家康らしさがこの遺訓にも感じられて
とても気に入りました。

Don’t hurry.