「エール」でも登場!東照大権現(徳川家康)の御遺訓「人の一生は重荷を負うて…」| 大河ドラマ「青天を衝け」第1話

大河ドラマ「青天を衝け」第1話に
東照大権現(徳川家康)の御遺訓が登場しました。

人の一生は重荷を負うて
遠き道を行くが如し
急ぐべからず
不自由を常と思えば不足なし
心に望み起こらば
困窮したる時を思い出すべし
堪忍は無事長久のもとい
怒りは敵と思え

「どうして怒りは敵なん?」と
4歳の渋沢栄一が父・一郎右衛門に
訊ねたため、劇中で登場したのはここまで。

実は連続テレビ小説ドラマ「エール」でも
この御遺訓が登場しているんです。
※「喫茶バンブー」の恵さんが音に教えた徳川家の遺訓

そして、この御遺訓にはまだ続きがあるのです。

勝事ばかり知りてまくる事をしらざれば
害其身にいたる
おのれを責めて人をせむるな
及ばざるは過ぎたるよりまされり

こちら「国宝 久能山東照宮」の公式ツイッターでも紹介されていました。

また、中島みゆきさんの歌「重き荷を負いて」も
この御遺訓を元に作られたのではないかと言われています。
ご存知でしたか?

鳴かぬなら鳴くまでまとうホトトギス

大らかで忍耐強いと語り継がれる
家康らしさがこの遺訓にも感じられて
とても気に入りました。

buta
Don’t hurry.