映画「キャラクター」一人で観れる?何歳の子ども(PG12)が見ても大丈夫??| 感想

先日、映画「キャラクター」観てきました。
しかも、訳あって1人で。。

コロナ禍のためか
他のお客さんは殆どいなく、
劇場内に10名いるかいないか。

しかも、ど真ん中の席(F-15)で
同列にすら誰もいない中、拝見しました。

感染予防面では安心でしたが、
周りに人がいないのも何だかコワい。。
極限に一人に近い状態でした。

サスペンス映画やドラマが大好きで、
これまで結構エグい系の作品を観てきているのですが…

その手の物は、フライト中に見ることが多く、
基本的に隣に家族がいる状態で観ていました。
(しかも画面超小さい)

一人で、しかも映画館のような大スクリーンで、
サスペンスを見るのは今回初めて。

正直、一人で耐えられるのか
自信がありませんでした…

ひとりでも大丈夫?

結論から言うと、全然平気でした。笑

が、恐らくこれまで数々の作品を見てきているので
いつの間にか鍛えられてきたのでしょう。

以前の私(20代とか)でしたら、
絶対に一人では無理だったと思います。

では、どのくらいのレベルで
コワい(エグい)かというと…
(以下、あくまで主観です。参考まで。)

○映画「不能犯」と比較

同じく”PG12″だった映画「不能犯」と比べると
「キャラクター」の方が視覚的な描写が
個人的にはエグかったかなぁと思います。
「不能犯」は心理的にもエグいので、
あくまで絵面だけでの比較になりますが…

○映画「22年目の告白」と比較

映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」は、
自分の中ではハイレベルなサスペンスだったのですが、
殺人現場の描写だけに関しては、
圧倒的に「キャラクター」の方が鮮明。
(この作品は年齢制限ないから驚きだ)

○映画「告白」と比較

“R15+”だった映画「告白」レベルが
映画館で耐えられるのであれば
「キャラクター」もいけるかも…(?)

と、全く説得力のない比較をしてみました。

しかしながら、
年齢制限の基準がいまいちわからない。。

一人で大丈夫だった要素

正直、エグい描写はかなり多かったのですが、
それでも耐えられたのは、
“犯人が初めから分かっていた”
というのが大きいかもしれないです。

ネタバレでもなく、
「キャラクター」の犯人は両角(Fukase)。

犯人が分かっている状態で
ストーリーが展開されるのは、
サスペンスでは珍しく、
そこを活かして面白い構成となっているのは
「キャラクター」の魅力の一つだと思います。

子どもが見ても大丈夫??

「キャラクター」は”PG12″指定なのですが…

親または保護者の助言があれば12歳未満の方でも鑑賞できます

いやいやいやいや…

これ、子ども、しかも小学生以下とか
見せちゃダメでしょー。。と思う。

こんなもの見せたら、
虐待に近いと気がするのですが…
(あくまで個人的な意見です)

なんなら高校生でも見せたくない。
自分が高校生のときに見てたら確実に病んでます。笑

親心で言うならば
「一生観なくていいぞ…」
というくらいショッキングな映像の数々。

「キャラクター」の殺人現場は
美しさ(?)を感じるほど、だいぶリアルです。

ドラマ「あなたの番です」のような
サスペンスを見せるのとは、訳が違います。

「鬼滅の刃 無限列車編」もPG12指定で
賛否両論ありましたが、もはや次元が違いますので
年齢制限は鵜吞みにしてはいけないと
改めて「キャラクター」を見て思います。

最後に

個人的には一人でも見に行って良かったと
思える作品でした。

正直、邦画サスペンスの中で、
ぶっちぎりで評価が高い作品となったかも。

未成年の子どもには勧めませんが、
良識ある大人にはお勧めの映画です。

なにより、山城(菅田将暉)の画力。

是非、映画のスクリーンで体感していただきたい。

菅田将暉さんとFukaseさん

buta
Will you be okay by yourself?