とわ子幼少期時の母との会話・台詞が良き | 大豆田とわ子と三人の元夫 第1話 感想

ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」第1話より
心に残った台詞をご紹介します。

大豆田とわ子(松たか子)が
穴に落ちて呆然としている時に
とわ子が幼少期(といっても中学生?)の頃の
回想シーンに入りました。


キッチンでお互い背を向けて話をする
とわ子と とわ子の母。

お父さんは何でお母さんと離婚したの?
お母さんって大丈夫すぎるんだろうね。
1人でも大丈夫な人は
大事にされないものなんだよ。

「ふ~ん。」と答える とわ子。
そこで、母がたずねます。

とわ子はどっちかな。
1人でも大丈夫になりたい?
誰かに大事にされたい?
1人でも大丈夫だけど
誰かに大事にされたい。

そう言って、母の方を向く とわ子。
「そう。」と背を向けたまま返事をする母。

とわ子
でも 誰も見つからなかったら
どうしよう。

今度は母の方を思いっきり振り返る とわ子。

そのときはお母さんに甘えなさい。ふふっ。

ここで母も、とわ子の方へと優しい顔を向けた。

バツ3の今、大事にしてくれる人がいない。
さらに、甘えられるはずの母もいない。

とわ子もまた、
母と同じように大丈夫すぎるのかもしれない。

そう感じた温かくも切ないシーンでした。

buta
彼女は落とし穴に落ちた…
She fell into a pitfall.